裏返しにしてみれば一目瞭然だ。解剖などせずとも、心臓や肝臓、そして曲がりくねった腸まで見ることができる。
グラスフロッグが透明になる仕組みについて、新たな驚くべき発見が2022年12月23日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。
フライシュマンアマガエルモドキ(Hyalinobatrachium fleishmanni)というグラスフロッグは、眠るときに、鮮やかな色をした赤血球の89%を、肝臓の中にある規則正しく並んだ袋に取り込む。
光を遮る赤血球の大半が体内を循環しなくなることで、カエルの透明度は2倍から3倍に高まるという。
これによってグラスフロッグは捕食者に見つかりにくくなっていると、研究者たちは考えている。
「透明な生きものは珍しく、そう簡単にできることでもありません。生物の組織には、光を吸収したり散乱したりするものがたくさん含まれているからです」と、 論文の著者の一人であるジェシー・デリア氏は話す。
デリア氏はニューヨーク市にある米自然史博物館の博士研究員で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもある。
「赤血球もたくさんの光を吸収します。このカエルは、それを肝臓に隠すことで透明になるのです」
■眠るときだけ透明に
透明な生物は、オキアミやサルパなど水生生物には多いが、陸上では非常に珍しい。
そのため、科学者たちはこのグラスフロッグの能力に昔から注目してきた。
だが、今回の研究が行われるまでは、このような赤血球の動きには誰も気づいていなかった。
その理由の一つに、この現象はグラスフロッグが眠っている日中にしか起こらないことが挙げられる。
グラスフロッグは夜行性なので、研究者も夜型の生活を送ることになる。
博士論文でグラスフロッグの子育てについても研究していたデリア氏は、「私は夜に研究をしていましたので、観察した(野生の)カエルはみな起きていました」と話す。
「捕まえたグラスフロッグがガラスの上で眠っているのを見たとき、はじめて何かが起きていることに気づき、驚きました」
次の問題は、その仕組みをどうやって解明するかだった。
■音で血液を見る
グラスフロッグが透明になる様子は肉眼でも確認できるが、その仕組みを理解するには、「光音響顕微鏡法」という画像技術が必要だった。
「色素が光を吸収するとき、吸収される光の一部は熱になります」と、この研究を率いた米デューク大学の生物学者カルロス・タボアダ氏は話す。
「その熱によって圧力が局所的に変化し、音波が発生するのです」
「この現象は、ありとあらゆるところで恒常的に起きています」とデリア氏も補足する。
「理論上、光を吸収するものはすべて音波を発しています」
※続きはソースで
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/122500603/?ST=m_news
女子風呂覗き放題?
空中だと屈折率が違うから完全な透明は無理やで
だから透明になって女湯に入るには水中に潜むしかない
11%は残してるからそれで何とかしてるんじゃね
生春巻きの皮みたいな感じじゃね
居るのか居ないんだか分からない透明人間は
山ほどいる